3月1日 午前9時から12時まで
都合により院長不在となります。
飼い主様のみなさまにはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
12時以降に対応が可能となりますので緊急時はご連絡ください。
午後の診察は通常通り(16時~19時)となります。
不在の間、看護師はおりますのでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
3月1日 午前9時から12時まで
都合により院長不在となります。
飼い主様のみなさまにはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
12時以降に対応が可能となりますので緊急時はご連絡ください。
午後の診察は通常通り(16時~19時)となります。
不在の間、看護師はおりますのでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
今晩からまた雪の予報が出ていますね💦
あまり積もらないといいのですが、、みなさま移動の際はくれぐれもお気をつけ下さい⛄
さて、2月はイベントがたくさん!
14日のバレンタインに向けて当院ではバレンタインチョコをご用意させていただきました!
写真が小さくて分かりづらいかもしれませんが、なんと小江戸どうぶつ病院オリジナルパッケージのチロルチョコです!!!
味は2種類💕
ご来院された方にプレゼント中です ♪
ヒト用のチョコなのでわんちゃん、ねこちゃんにはあげないように気をつけてくださいね🍫
また、バレンタインの前に節分、病院一周年が控えております。
下部尿路疾患キャンペーンも引き続き実施しておりますので是非ご利用ください。
⇩かわいすぎてやっつけるのが心苦しい鬼さん達。
(いつもながら素晴らしすぎる出来の院長の作品です)
院内のどこにいるか探してみてね👹
先日の大雪、みなさま大丈夫でしたか?
お怪我されたり、風邪をひかれたりされていませんか?
病院は雪の影響でなかなかたどり着けないスタッフを待ちながら、院長が朝から一人でせっせとにゃんダルマを作っていました😺
お昼頃には早くも手と目がもげてしまいましたが、、、
いつも病院の前を通って帰る小学生たちには好評(?)で
“なんだあれー!!!ねこーー?”と大声で叫びながら帰っていきました⛄
道路や駐車場はまだ雪が残っていますので、お車でのご来院の際はくれぐれもお気をつけてお越しください🚗
先にわんちゃん、ねこちゃんを病院前で降ろしてから ゆっくり駐車してきていただいても大丈夫ですのでお気軽にお声がけください🌼
皆さん、こんにちは。
2018年になってまだまだのんびりダラダラしていたい今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしですか?
今日は、今年から病院での取扱いワクチン変更に伴い、普段当たり前のように接種していただいているワクチンについてお話しようと思います。
そもそもワクチンってなぁに?
ワクチンは伝染病を予防するための注射になります。簡単にいうと毒性を無くしたか、または毒性を弱めた病原体が含まれています。それを体内に注入すると、体が持つ抵抗力で抗体が作られます。この抗体によって、伝染病を予防、またはかかったとしても症状を軽くすることができます。伝染病にかかると命に関わることもあるので、ワクチンの接種は必要です。
現在、日本で接種されているワクチンには、法的に年1回の接種が定められている狂犬病ワクチンと、任意接種されている「犬ジステンパー」「犬伝染性肝炎」「犬アデノウイルスⅡ型感染症」「犬パルボウイルス感染症」「犬パラインフルエンザウイルス感染症」「犬レプトスピラ感染症」などを含む混合ワクチンがあります。
ワクチンは毎年接種が必要なの?
近年わんちゃんねこちゃんのワクチン接種に関して、『ワクチンは毎年接種しなくていい』という話題が持ち上がるようになってきました。
これまでワクチンを接種すると「次は1年後に接種してください。」と言われたり、お葉書で「ワクチン接種の時期です」という案内が届いたり、それをきっかけに動物病院へ行く飼い主様も多かったと思います。
しかし近年のワクチンは製品開発が進み、免疫持続期間が長い(通常は3年ほど)ワクチンの認可が増えたそうです。つまり、一度しっかりと接種して免疫をつければ免疫効果が3年以上続くことがあるということが分かってきたのです。
ここで飼い主の皆さんに知っておいていただきたいことがあります。
ワクチンの免疫効果が長くなった ≠ 毎年接種しなくていい
ということです。
すべてのわんちゃんがワクチンで同じように免疫が得られるわけではありません。それぞれの体にしっかりと免疫が備わっているかを確認しなければならないのです。
ちなみに狂犬病ワクチンに関しては抗体の有無に関わらず、法律によって毎年の接種が義務付けられていますので、よほど特別な理由がない限りは接種しなければなりません。
抗体価検査ってなぁに?
免疫効果に関しては「いまどれだけ体に個々の病気に対する免疫力があるか」を抗体価検査という血液検査で調べることが出来ます。そして抗体価が十分にあれば追加接種の必要性がないという判断になります。なので、毎年必ずワクチンを打つのではなく、抗体価の検査をして免疫が持続している場合はワクチンを接種する必要はない、ということになります。
当院ではコアワクチンに関しては必ずしも毎年の接種は必要ないとお話ししておりますが、それは毎年の抗体価をチェックして免疫効果が持続していることを確認した子に関して言えることです。また、レプトスピラ症の予防を行っている(7種・8種混合ワクチンを接種している)子に関しては毎年の追加接種の必要があります。
コアワクチンとノンコアワクチンって?
近年制定された新しいワクチン接種のガイドラインは、個々のペットのワクチンの必要性を分析し、それぞれのワクチンの性質に基づいて、ワクチンを「コアワクチン(全ての動物への接種が推奨されるワクチン)」と「ノンコアワクチン(病気への感染リスクの高い動物にのみ接種が推奨されるワクチン)」に分類しています。先ほど説明した抗体価の検査ができるのは、現在コアワクチンで予防することが出来るパルボウイルス・ジステンパーウイルス・アデノウイルスに関してです。不活化コアワクチン(日本では狂犬病ワクチン)やノンコアワクチン(特に細菌抗原を含むワクチン)については一般的には当てはまらないことに注意しなくてはいけません。
コアワクチンに関しては免疫持続期間が3年のものが増えてきていますが、ノンコアワクチンに関しては免疫持続期間が1年未満のものが多くあります。そのため、ノンコアワクチンで防御する病気(パラインフルエンザウイルス症やレプトスピラ症)の感染リスクのある個体に関しては毎年のワクチン接種が必要となります。また、コアワクチンで防御する病気に関しても必ずしも全ての個体で免疫効果が3年続くわけではないため、それぞれの病原体の抗体価のチェックを行う必要があります。
抗体価検査とワクチンの副作用
ではなんでわざわざワクチン接種ではなく血液検査をしなくてはいけないのか、結局動物病院へ行かなくてはいけないのであればワクチン接種してしまった方がいいのではないか?という疑問も出てくると思います。
わんちゃんやねこちゃんのワクチネーションに関する重要な考え方の1つとして、「ワクチンに対する有害反応の可能性を最小限に抑える」というものがあります。つまり、ワクチンの副作用を起こさないためにワクチン接種の機会をなるべく減らすということです。ワクチンのアレルギー反応は発生する可能性がとても低いとはいえ、起こってしまうと最悪の場合死に至ることもあるものです。毎年同じワクチンでアレルギーを起こしていないなら大丈夫ということではなく、ワクチンを打つ度に毎回アレルギー反応を起こすリスクを負うことになります。病気を予防する為のワクチン接種が常にリスクを伴うのであれば、必要以上に行わないようにできないか?それが抗体価検査による免疫効果のチェックなのです。
さて、長々とお伝えしてまいりましたが、少しワクチンについて知って頂けましたでしょうか?
まとめると、
・ ワクチンの接種は病気の予防のために必要である
・ 抗体価がしっかり維持されていれば毎年のワクチン接種の必要はない
・ 抗体価を調べるには血液検査が必要である
・ 抗体価を調べてワクチン接種の頻度を減らせればアレルギー反応のリスクも減らせる
ということです。
コアワクチンで予防できる病気の抗体価については、毎年健康診断やフィラリアの予防開始時期に行う血液検査でも一緒に調べることが出来るので、ご興味のある方はぜひご相談ください。
わんちゃんやねこちゃん達が少しでも長く健康に過ごすために、予防できる病気は予防し、防げるリスクは極力取り除いてあげる。そんなお手伝いを今年も頑張ってしていきたいと思っております。
WSABA(世界小動物獣医師会)のワクチネーションガイドラインの詳細については以下をご参照ください。
https://www.wsava.org/sites/default/files/WSAVA%20Vaccination%20Guidelines%20Japanese.pdf#search=%27WSABA+%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%27
昨年は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様が笑顔で過ごせますよう少しでもお役に立てましたら幸いです。
さて、本日より通常の診療形態にもどり、新しいキャンペーンの開始です!!
これからの時期に多くみられる下部尿路疾患を早期発見、または予防して冬の寒さを乗り越えましょう!!
たかが尿検査、されど尿検査。
無症状でも結石が膀胱内にあったり、腎機能が落ち始めていたり、、、。
(症状が出るころには腎臓はすでに7割ダメージを受けていると言われています)
この機会に是非尿検査をしてみましょう!
きれいな入れ物に当日の尿を入れてご来院ください。
(量は多ければ多いほど助かります。最低でも大きなスプーン1杯分お持ちになってください。)
※院内での採尿の場合、別途費用が発生いたします。
プレゼントのシチュー缶は毎日のご飯に是非少しずつ混ぜてあげてみてください♬
いつものドライフードに冬場だけウェットフードを混ぜるのも下部尿路疾患予防法の1つ💡
おいしく食べて元気に冬を乗り越えましょう!
※他の疾患で治療中の子へはお渡しできない場合がございます。
その際はその子に合った療法食等をお渡しさせていただきます。
さっそくですがこのイケメン猫さん、名前は“がんも”ちゃんといいます🐈
ワイルド過ぎる性格のせいか、おもちゃをどうしても獲物のようにやっつけないと気が済まず、そのままごっくん。。。
まだ4歳ですが、2回腸を切開しています。
飼い主様もちろん とてもとても気をつけていたのにその上を行くがんもちゃん。
(すでにぬいぐるみを噛みちぎっているがんもちゃん。。)
皆様も誤食事故には本当に気をつけましょう!
さて、誤食についてお電話や来院がとても多いもの、びっくりするようなものについてご紹介させていただきます🍫
★チョコレート
症状には個体差があり、少量でも重篤な状態に陥ったり、死亡例もある食べ物です。
ビターチョコの方が甘くないから軽症で済むのではと思われがちですが、含まれているカカオの量がミルクチョコレートよりも多いので、注意が必要です。
また、ピーナッツやカシューナッツなど、一緒に誤食してしまったものも合わせて病院までお伝えください。こちらは物によって、様子をみても大丈夫なもの・中毒症状を引き起こすものがあります。
クリスマスの時期には多くのお家でみられるかと思います。
ですが、中毒症状を引き起こす植物の1つなので、お家に飾るときはわんちゃん、ねこちゃんの口に入らないところに置いてくださいね!
★リンゴ
人間にとっては“一かけら”の大きさでも丸飲みをしてしまうと気道で詰まり、亡くなってしまうことがあります。
実際にリンゴに限らず、シュウマイを1個丸飲みをして呼吸困難に陥り、亡くなってしまったわんちゃんがいらっしゃいました。噛まずに飲み込む癖のある子にあげるときは気をつけましょう。
★薬
わんちゃん、ねこちゃん本人のお薬や、飼い主様のお薬も食いしん坊さんには魅力的な食べ物です。
が!!! たいていはそこにある何錠ものお薬をボリボリ食べてしまっていたり、飼い主様のお薬によっては少量でも重篤な症状を引き起こすものもありますのでご注意ください。
飲み込むにはもってこいの大きさですね。ですが、胃や腸を溶かし、穴を開けてしまうのでとても危険です!
★塩を飲ませて吐かせる
インターネットなどでみられる方法ですが、動物病院では決して行わない方法になります。もし塩を飲んだ後に吐けなかった場合、“塩中毒”と呼ばれるとても危険な状態に陥ってしまいますのでご注意ください。
その他、ひも、串焼きの串、床材、フリース、等々、本当に誤食は怖いものです!
誤食してしまいそうなものは
①必ず片づける!
②見せない!
長くなりましたが元気に年を越せるよう、気をつけましょう!
年末年始は忘年会やクリスマス、お正月、、と人間はおいしいものを食べる機会が増える季節になります。
それに合わせて、わんちゃん、ねこちゃんの誤食が増える季節にもなります!
ちょっと目を離したすきに、思いもかけないものを飲み込んでしまうことが多いのですが、その多くは人間が気をつけることで防げるもの。
口に入れてしまいそうなもの、食べ残したものは必ず片付けるようにしましょう。
それでも頭のいいわんちゃん、ねこちゃんは知恵を絞って&飼い主様の優しさに甘えてどうしても誤食事故は起きてしまいます。
そこで、以下は実際に誤食の場面に遭遇した時の対処法になります!
☆もし、まだ異物が口の中に残っていたら…
⇒①落ち着いて、わんちゃん、ねこちゃんが大好きなおやつやおもちゃを用意してください。
②そして、そっと近づき、そのおやつを目の前に持っていきます。
③おやつを食べようとして異物が口からぽろっと落ちたら、静かに回収してください。
※その際、異物が目線に入っていると、取られまいとして手を噛まれてしまうことがあります。
なるべく異物が目線に入らないようにうまく気をそらし、十分注意して回収してあげてください。
☆もう飲み込んでしまったら…
⇒落ち着いてなるべく早くご来院ください。
お電話で“飲み込んでしまったのですが大丈夫でしょうか?”、と聞かれる方がとても多くいらっしゃいます。
もちろんそのまま様子をみていただいても問題のないこともありますが、お電話をくださっている間にも異物は胃から腸へ移動しようとしています。
また、中毒症状を引き起こすような異物の場合、時間が経てば経つほど体内に吸収されていきますので治療は時間との勝負になります。
🍰まだ胃に残っていて、かつ食道などを傷つける可能性の低いものの場合、
吐き気を促すお注射やお薬を使ってその場で吐き出してもらいます。
🍭もし腸にまで移動してしまっていたら、、、
異物の形態や種類によりますが、そのまま留まることで腸が壊死してしまうので緊急手術が必要になる場合があります。
🍎また、ごくまれに気管や食道で詰まり、呼吸に支障をきたしたり、呼吸困難となる場合があります。
なので、なるべく早くご来院ください。
その際、・飲み込んでしまった物
・飲み込んでしまった量
・飲み込んでしまった時間
・飲んだ後の様子
以上、分かる方がお連れになってください。(できる限りでかまいません。)
また、異物の食べ残したものやパッケージなども忘れずにお持ちください。
次回、実際にご来院された例や、特に気をつけてほしいものについての記事をupします!