さっそくですがこのイケメン猫さん、名前は“がんも”ちゃんといいます🐈
ワイルド過ぎる性格のせいか、おもちゃをどうしても獲物のようにやっつけないと気が済まず、そのままごっくん。。。
まだ4歳ですが、2回腸を切開しています。
飼い主様もちろん とてもとても気をつけていたのにその上を行くがんもちゃん。
(すでにぬいぐるみを噛みちぎっているがんもちゃん。。)
皆様も誤食事故には本当に気をつけましょう!
さて、誤食についてお電話や来院がとても多いもの、びっくりするようなものについてご紹介させていただきます🍫
★チョコレート
症状には個体差があり、少量でも重篤な状態に陥ったり、死亡例もある食べ物です。
ビターチョコの方が甘くないから軽症で済むのではと思われがちですが、含まれているカカオの量がミルクチョコレートよりも多いので、注意が必要です。
また、ピーナッツやカシューナッツなど、一緒に誤食してしまったものも合わせて病院までお伝えください。こちらは物によって、様子をみても大丈夫なもの・中毒症状を引き起こすものがあります。
クリスマスの時期には多くのお家でみられるかと思います。
ですが、中毒症状を引き起こす植物の1つなので、お家に飾るときはわんちゃん、ねこちゃんの口に入らないところに置いてくださいね!
★リンゴ
人間にとっては“一かけら”の大きさでも丸飲みをしてしまうと気道で詰まり、亡くなってしまうことがあります。
実際にリンゴに限らず、シュウマイを1個丸飲みをして呼吸困難に陥り、亡くなってしまったわんちゃんがいらっしゃいました。噛まずに飲み込む癖のある子にあげるときは気をつけましょう。
★薬
わんちゃん、ねこちゃん本人のお薬や、飼い主様のお薬も食いしん坊さんには魅力的な食べ物です。
が!!! たいていはそこにある何錠ものお薬をボリボリ食べてしまっていたり、飼い主様のお薬によっては少量でも重篤な症状を引き起こすものもありますのでご注意ください。
飲み込むにはもってこいの大きさですね。ですが、胃や腸を溶かし、穴を開けてしまうのでとても危険です!
★塩を飲ませて吐かせる
インターネットなどでみられる方法ですが、動物病院では決して行わない方法になります。もし塩を飲んだ後に吐けなかった場合、“塩中毒”と呼ばれるとても危険な状態に陥ってしまいますのでご注意ください。
その他、ひも、串焼きの串、床材、フリース、等々、本当に誤食は怖いものです!
誤食してしまいそうなものは
①必ず片づける!
②見せない!
長くなりましたが元気に年を越せるよう、気をつけましょう!